2023/9/30

門下生が千葉の友人のピアノ教室の発表会に出演

4月21日、土曜日に千葉県船橋市内のピアノサロンで行われた大学時代の友人のピアノ教室の発表会に、当教室の大人の門下生お一人が出演させていただきました。
 
当教室を含めると5つのピアノ教室合同の発表会でした。
 
当教室を除くと千葉県のピアノ教室で、小学3年生から81歳の方が出演されました。
 
友人が主催で素晴らしい運営で、他の先生方の役割分担がキチっとされて、すべてがスムーズに進行されました。
 
出演されたみなさんお行儀が大変よく、マナーもしっかりされていました。
 
選曲もクラシック中心に他のジャンルもありましたが、全体的なレベルも高く、楽しく、美しく、大変こだわりを持って演奏されていました。
 
理想的なピアノ教室の姿、発表会だったかもしれません。
 
 
 
当教室の大人の門下生の方は最後から2番目に出演されました。
曲目は、ショパン ピアノソナタ第2番 第1楽章 を演奏されました。
 
当教室のエース格で市外から2時間以上かけて当教室に通ってくださっています。現在はお住いの近くのピアノスタジオを月に数回借りて30分から1時間練習され、大部分は当教室のレッスンだけでピアノを続けていらっしゃいますが、年々、素晴らしく上達されています。
 
リハーサルの時は緊張され上手く出来ませんでしたが、本番は大変素晴らしい演奏されました。
 
全体的にはショパンソナタ2番の悲劇性をよく捉え、ドラマチックにご自身の特長であるダイナミックに演奏されました。抒情性を求められるフレーズもよく歌えていました。
 
ショパンの書いたこと言ったことを守ったうえで、ご自分はどうしたいのか?各場面のフレーズに対してショパンの言ったことを守ったうえで表現の作戦、テクニック、メカニック、ご自分の主張、身体の使い方、耳の使い方などのいろいろな方法や考え方が、これまでの大きな課題でした。最近、レッスンでは主張出来るようになっていましたが、今回の久々の本番で緊張されている中でもそれらが出来ていました。
 
レッスンではミスをしないところでミスは散見されましたが、それでもショパンが言ったことを守ったうえでの主張が見事でしたので、聴衆の何割かは圧倒されたようでした。
 
課題が克服出来て私もとても嬉しかったです。
 
ご自身も納得できた演奏だったようで、大変満足されておられました。
ご主人もいらっしゃいましたが大変喜んでおられました。
 
 
発表会終了後、先生方に大変素晴らしい感想や講評をいただき、また出演してください。と言われていました。音大卒業されて私の教室に通っていると思った。と仰られる先生もいらっしゃいました。
 
他の教室の大人の出演者の方々にもたくさんのお褒めの感想をいただいたようで、中には、5年に1度に開催されるワルシャワのショパン国際ピアノコンクールのような演奏でした。
 
という大変素晴らしいお言葉をいただいたそうです。
 
 
成長が感じ取れ大きな自信になった思います。
 
 
友人や先生方、出演者の方々のおかげで大変素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
 
ありがとうございました。
 
 
船橋から横須賀二葉まで2時間半以上かかりましたが気分よく帰ることが出来ました。