2023/11/24
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フィギュアスケートグランプリシリーズ第6戦(最終戦)NHK杯 女子シングル、ショートプログラム。男子シングル、ショートプログラム。 |
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フィギュアスケート、グランプリシリーズ第6戦(最終戦)、NHK杯は24日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、女子ショートプログラムは、昨季グランプリファイナルを制した三原舞依選手(シスメックス)が右足首の怪我をおして出場、62・82点で4位。グランプリシリーズ初出場の青木祐奈選手(日大)が58・28点で8位。樋口新葉選手(ノエビア)はジャンプにミスが出て11位でした。 三原舞依選手、右足首の状態が悪い中、後半に入れようとした3ルッツ+3トゥループの連続3回転のコンビネーションの予定だったそうですが、直前の練習で「ルッツの調子が悪い」と判断し、恐らく本番リンクに立ってから、前半に予定した単発の3フリップに、2トゥループを急きょつけてコンビネーションに。後半は3ルッツのみに変えたのではないか。とのことです(解説の荒川静香さんのお話し)。 10番滑走としてセリーヌ・ディオンの名曲「To Love You More」のメロディーに乗って、とても良い表情でしなやかに美しく演技され三原舞依ワールドに会場を引き込んでいました。最初のダブルアクセルはいつも通り流麗で余裕があったように見えました。 その後もキレイに演技されているように見えましたが前半の3フリップ+2トゥループと後半の3ルッツは回転不足を取られ、前半のフライングシットスピンもレベル3という判定。 後半のスピン、ステップシークエンス、レイバックスピンは最高評価のレベル4を獲得。 とても落ち着いた演技でとても素晴らしかったです。 三原舞依選手も演技終了直後、今やれる最大の演技が出来たそうで満足されたようでした。 得点は62.82で4位。いつもより、10点から12点くらい足りないですが、それにしてもJuryのジャッジが厳しすぎると感じました。 他の選手に対しても厳しめのジャッジでした。 素晴らしい演技される韓国の3選手も本調子ではなかったようでしたが、やはり厳しめのジャッジ。 ミスがなかったのは1位のリンジー・ソーングレン(アメリカ)くらいでしたが、時間超過を取られ1.00減点されたそうです。 ショートプログラム終えての主な順位 1位 リンジー・ソーングレン(アメリカ)68.93 2位 二ナ・ピンサローネ(ベルギー)63.44 3位 イ・へイン(韓国)62.93 4位 三原舞依(日本)62.82 会見で三原舞依選手が痛み止めを飲んでいる。とお話しされていました。 お医者さんや先生、家族、ファンなどの方々への感謝の言葉を述べられていらっしゃいました。 「三原舞依はこんなもんじゃない!こんなところで終わったらあかん」と中野園子コーチに言われ励まされ、NHK杯に向けて準備され出場されたそうです。 明日はフリースケーティング。 フリースケーティングは演技時間が長いのでどうなんでしょうか・・・ 三原舞依選手が右足首を悪化せず無事に演技出来ることを願っています。 青木祐奈選手、樋口新葉選手も良い演技されますよう願っています。 男子ショートプログラムは鍵山優真選手、宇野昌磨選手ともに素晴らしい演技をされ、鍵山優真選手が今シーズン最高得点の105.51で1位。 宇野昌磨選手が100.20で2位。 ルーカス・ブリッチギ―選手(スイス)86.42で3位。 と日本のお二人が1位2位です。 鍵山選手のコーチが今シーズンはお父さんだけでなく、イタリアのカロリーナ・コストナーさんが加わり、さらに表現などがパワーアップすることが予想されます。楽しみです。
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