2023/12/31
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12月15日、横浜市立大学医学部ピアノ会、冬の定期演奏会に行ってきました。横浜市上大岡ひまわりの郷 |
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12月15日、金曜日、上大岡のひまわりの郷で行われた、横浜市立大学医学部ピアノ会、冬の定期演奏会に行ってきました。 医学部と看護学科のピアノ部活だそうです。 2016年くらいから夏、冬の演奏会に伺っています。学業や実習などでとてもお忙しい中、ピアノと真剣に向き合っている方々の演奏はとても素晴らしいもので、いつも楽しみに聴かせていただいています。 コロナ禍では外部は入れませんでしたが、去年の冬の演奏会からまた外部を入れてくださいました。 会によってはお医者さんになって激務の中でも出演されている方がいらっしゃいました。 6年生の大変な中、最後の冬の演奏会に出演された方もいらしていました。去年の冬の演奏会でしたが、素晴らしいショパンのスケルツォ2番を熱演された方が印象に残っています。 今年の冬の演奏会も素晴らしい演奏会でとても楽しませていただきました。 ピアノソロはもちろん、連弾、バイオリンとの共演などもあり、クラシックだけでなく様々なジャンルを演奏されました。 プログラムには出演される方の曲の解説や想いなどが記載され、素晴らしいものです。 プログラムの順番も工夫され、特に前半はクラシック、他ジャンル、クラシック、他ジャンル、クラシックと聴衆を飽きさせない優れた構成でした。 学業や実習などでお忙しい中、よくこれだけの準備されることに毎度ながら素晴らしいと思うとともに、舞台で演奏することの難しさを知っているだけに、大変頭が下がります。 中にはかなりのレベルの方がいらっしゃって、今回はショパンのエチュード2曲を二人の方が演奏されました。 いきなり大変難しいショパンのエチュード10−1を、次に25―11木枯らしを演奏するという方がいらしていました。 しかも10−1がとても速いテンポでミスもあまりなく、しかも作戦も立派でハーモニーごとにキチンと変化させ、終盤でノンペダルで変化させるところも上手く、良いテクニックをお持ちで驚きました。2分切るテンポでした。メカニックもよく、小回りのよく効く手首、手、素早く動く指を持ち、肘、鎖骨、肩甲骨も自在で、下半身の股関節と上手く連動していました。 持っている音や響きも才能を感じさせる少し特別なもので、大変良かったです。 もうお一人は25―5、25―12大洋を演奏されました。 25―5で大変良いタッチで音色も響きも自然で大変センスの良いショパンを奏でていらっしゃいました。この曲のドラマ性をよく捉えた優れた演奏でした。 お二人とも以前、コンクールなど出て入賞していたのではないか。と思わせる演奏でした。 今回も大変楽しく聴かせていただきましたが、少し残念なことは年々、参加されている方の人数が減っているように思います。 素晴らしい演奏ありがとうございました。 ピアノ教える立場としても、沢山勉強させていただきました。 また伺いたいと思います。 ![]() |
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