2024/12/31

大人の門下生の方が千葉の友人のピアノ発表会に出演 シューマンピアノソナタ第2番第一楽章(2024年10月20日)

 大人の門下生の方が千葉の友人のピアノ発表会に出演 シューマンピアノソナタ第2番第一楽章(2024年10月20日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
当教室の大人の門下生の方が千葉の友人のピアノ教室の発表会に出演させていただきました。
 
去年4月に初めて出演させていただき、今回2回目になります。
 
というか、前回、割と上手く演奏されたのですが、先生方の予想を上回り驚かれて
 
次回も出てください。
 
と、仰ってくださり、ある意味オファーを受けた感じになるかと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私以外の4人の先生方が、大変素晴らしく団結された素晴らしい発表会で、すべてがスムーズに進みました。
 
 
出演された生徒さん達もご父兄も全員、キチンとされて混乱など一つも起きませんでした。
 
 
発表会も皆さん良く準備され、見事な演奏を展開されていました。
 
プログラムもピアノ発表会としては、少し珍しく、ホルンの演奏から始まりました。
 
モーツァルトホルン協奏曲3番一楽章を高校3年生が素晴らしい響きで演奏されました。まろやかな素晴らしい音の持ち主で楽譜をしっかり読み込んで場面に合った多彩な音を発音していました。モーツァルトの基本と言われるルールをしっかり守られた演奏で、未完成ながら大変良い演奏されました。
 
ピアノ伴奏はピアノ講師のお母様でピアニスティックでリズムの利いたツボを押さえた素晴らしい伴奏でした。
  
 
その後はすべてピアノ演奏でしたが、子どもからお年寄りまでこだわりを持った演奏で、飽きることはありませんでした。
 
 
 
 
前回、上手く演奏された小学生に、良かったよ!ピアノ続けてね!と伝えたのですが、ピアノを辞めずに再び出演され、さらに進歩されていた事に大変嬉しく思いました。
 
 
 
 
 
 
 
中には大変落ち着いた大変レベルの高い演奏された方もおられ、驚きました。
 
 
お仕事をされながらピアノを続けている社会人の方々の演奏は本当に素晴らしく感激しました。
 
 
 
出演させて頂いた当教室の大人の門下生の方もお忙しい中、フルタイムで勤務されていますが、物凄い進歩されていますので今回も期待していました。
 
なんと今回、順番が最後のトリで出演させていただきました。
 
 
難曲で知られるシューマンのピアノソナタ2番第一楽章を演奏されました。
10年くらい前にコンクールで演奏された曲で大変苦労した曲でしたが、当時、国内のあるピアノコンクールで3位を受賞されました。
 
それから、しばらく弾きませんでしたが、またコロナ禍の終盤からまた掘り起こしました。
 
 
10年経った現在、全ての面で大変進歩され、たくさんの曲を演奏出来るようになりました。テクニックも楽譜に対する考え方も段違いで、レッスンでは素晴らしい演奏されるようになりました。
 
 
 
 
 
今回の発表会では私は密かに期待していました。
 
本番では暗譜に不安があるので、私が譜めくりをさせていただきました。
 
 
 
 
大変緊張される方で、演奏始める前の動作がいつものレッスンのようなタイミングで座り、ハンカチをピアノに置き、気持ちを整えて、弾き始める。というのが早くなってしまいました。
 
私も譜めくりのため舞台に上がると、久々の舞台のためか、譜めくりなのに大変緊張しました。
 
 
 
演奏は呼吸が浅くいつもより速くなってしまいましたが、冒頭はまずまずの出来でした。たくさんレッスンでやってきた1ページ目から2ページ目の難しいパッセージで少し混乱されましたが上手く次に繋いでいかれました。
 
その後もいつものレッスンでは安定していたところも、緊張でいつものような冴えた演奏というわけにはなりませんでしたが、実力と馬力がついて来た分、大崩はしませんでした。
 
 
再現部になり、だんだん調子がでてきて、譜めくりしながらも安心してきました。最後の2ページをめくった後、私は会場の最後部に移動し、写真を撮りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後の2ページは大変メカニックが大変難しいのですが、いつものレッスンに近いくらいに演奏出来ていまして、最後はトリに相応しく豪快にビシッ!と決めました。
 
 
 
 
 
 
 
レッスンのように演奏出来たら…と思いましたが、本番は水ものなのである意味仕方がないところはあります。ただ本当はこんなものじゃない。のです。
 
 
課題が見つかりましたので、またこのような機会があるときまで、レッスンでもお互い頑張りたいと思います。
 
 
 
 
 
大変な難曲を人前で弾くことは大変なことですが、素晴らしいチャレンジされたことを先生方は賞賛されていました。
 
大曲を弾かれた後の講師演奏は大変だった!とのお言葉をいただきました。
 
 
 
 
 
 
ピアノ独奏では小品や大曲はもちろん、2台ピアノやピアノ協奏曲などたくさんの曲をレッスンでやっています。ピアノ独奏でも驚くことにまた難曲、ショパンバラード1番を始められました。
 
 
 
 
 どんどん曲が増えていき、どんどん上手くなっている現実に、地道に前進していく大切さを実感させていただいています。
 
 
 
 
 
最後の講師演奏はピアノ独奏と連弾でした。 
 
いずれも素晴らしい演奏でした。ピアノ独奏では素晴らしいリズム感でセンスの良い演奏。連弾では良いコンビネーションでツボを押さえた演奏で最後は豪快に決めて終演となりました。
 
 
 
 
今回の発表会も大変充実した1日になりました。
 
大学の友人に感謝させていただくとともに、また出演させていただきたいと思っています。