2025/2/9

大人のタイムマシーン 1986年ブーニン N響 が、放送されました。2月8日、NHKEテレ、夜10時。 ちょうど38年6ヶ月前の貴重な演奏会

   大人のタイムマシーン 1986年ブーニン N響
が、放送されました。2月8日、NHKEテレ、夜10時
 ちょうど38年6ヶ月前の貴重な演奏会
 
 
 
 
 
 
ちょうど 38年6ヶ月前の1986年8月8日、昭和女子大学人見記念講堂で行われたブーニンさんと去年亡くなられた外山雄三さん指揮、NHK交響楽団の演奏会
 
 
19歳で1985年ショパンコンクールで優勝し、翌年、1986年、20歳になったブーニンさん初来日の演奏会の1つでした。
 
 
ショパンピアノ協奏曲第1番
モーツァルトピアノ協奏曲第23番
 
を演奏され、当時、NHKで放送されるだけでなく、なんとカセットテープ、レコード、CD、ビデオテープ、VHD、レーザーディスクで売り出されました。
 
ビデオテープはVHSと当時話題だったβも売り出されました。
 
 
 
私は当時、15歳の高校1年生。CDを購入しました。
18歳のときレコードとレーザーディスクを購入しました。
 
 
 
こちらはレーザーディスクのジャケット。
1989年からピアノ室に飾っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
帯に著明な音楽評論家の宇野功芳さん絶賛のコメント
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブーニンさんのショパンピアノ協奏曲第1番はショパンコンクール本選で放送で聴いていて知っていましたが、オーケストラと指揮者が違うのもありますが、この演奏会では少し違った演奏でした。
 
ショパンコンクールでは3楽章で思わぬミスがありましたが、この演奏会ではありませんでした。
 
 
 
 
 
モーツァルトでは余裕しゃくしゃくの演奏で本当に楽しそうで、時に遊んだり、おどけたりして、リズム感抜群でブーニンさん独特のピアニズムを存分に発揮していました。
 
 
 
 
 当時、早すぎてこんなのモーツァルトではない。と仰られた批評家やピアニスト、地位のある大学などの先生方が多くいらっしゃいました。
 
 
 
でも現在は、いろいろな演奏をされる素晴らしいピアニストやコンペティターや学生がいますので、そんなに変わったようには聴こえません。
 
 
 
 当時のブーニンさんの演奏や解釈が時代を先取りしていて、現在ようやく時代が追いついた。と言えるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 ブーニンさんが1985年、ショパンコンクールを19歳で制して、翌年1986年に初来日、巨匠指揮者、外山雄三さんとN響の歴史的な貴重な映像です。
 
 
 
 
恐らく再放送があると思います。
 
 
ピアノをやっている勉強している子供から大人までのすべての方々、必聴必見の番組です。