2025/2/17

世界的に権威のある浜松国際ピアノコンクール優勝、鈴木愛実さんのピアノリサイタルを聴きました。オールシューベルトプログラム ヨコスカ・ベイサイド・ポケット 2月16日 14時開演

 世界的に権威のある浜松国際ピアノコンクール優勝、鈴木愛実さんのピアノリサイタルを聴きました。オールシューベルトプログラム
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット 2月16日 14時開演
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
午前からお昼すぎまで市外から通ってくださる方のレッスン後、急いで支度し、汐入に向かいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一昨年、ピティナコンペティション特級、日本音楽コンクールの国内2大コンクールを制し、去年は世界的に権威ある浜松国際ピアノコンクール制した注目のピアニスト。
 
しかもこの日はオールシューベルトプログラムという、大変興味深いものでした。
 
 
オールシューベルトプログラムの場合は聴衆は飽きてしまうことが多く、ピアニストの力量が試されます。
 
 
 
 
鈴木愛実さんの演奏されたシューベルトは、飽きることはありませんでした。
 
特に静寂の空気を揺らさない素晴らしいタッチは絶品で、ゾクゾクしました。
一瞬にしてホールの空気を変えました。
 
そこから少しずつ揺らしていったり膨らませていったり、1音1音、言葉のように、フレーズをメッセージ付きの表現、大変深く研究された表現しすぎない深く抑制された作戦、タッチ、決めに行く発音、自然な奏法…など、大変素晴らしいシューベルトでした。
 
 
特に後半のプログラムの幻想は、シューベルトを得意とした歴史的に偉大なピアニストと並ぶのではないか!?と思わせる演奏で、名演と言っても過言ではないと個人的に思ったこの日のハイライトでした。
 
 
 
アンコールもシューベルトで、本当のオールシューベルトプログラムとなりました。
 
 
 
 
 
他の作曲家もぜひ聴いてみたいと思いました。
 
 
浜松では素晴らしいベートーヴェン3番のピアノ協奏曲や大変素晴らしい発音のショパンの練習曲Op.10−5黒鍵が今だに強烈に心に残っています。
 
 
東京音大大学院1年生。
 
今後も目の離せない大変注目のピアニストです。
 
 
 
ピアノをやっている勉強している子供から大人まですべての方々、必聴必見のピアニストです。