2025/3/19
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3月18日、ブルース・リウ ピアノリサイタルを聴きました。 東京オペラシティコンサートホール 開演19時 |
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3月18日、ブルース・リウ ピアノリサイタルを聴きました。 東京オペラシティコンサートホール 開演19時 2021年ショパンコンクール優勝。巨匠の道を行く世界的スターで世界中の名だたるホールで演奏会をされています。 ![]() 玄関を入るともうCD、LPレコードを購入される長蛇の列が出来ていました。 ![]() ![]() ブルース・リュさんのサインはまだ頂いたことがなく、2年前の2月25日に同じオペラシティでブルース・リウさんのピアノリサイタルに生徒と行く予定だったのですが、18日に右手首を骨折してしまい、ブルース・リウさんのピアノリサイタルの日に手術となってしまったため、行くことが出来なかったのです。 しかもその日はサイン会があった。 と生徒から報告受けました。 サイン会や出待ちでお知り合いになった大変クラシックに詳しい方々からもそのようにお聞きしまして、ショックを受けました。 去年も一度、ブルース・リウさんのワルシャワフィルとのショパンピアノ協奏曲2番を横浜みなとみらいでの演奏会に行きましたがサイン会はありませんでした。 なので昨日は是が非でもブルース・リウさんのサインをいただきたかったのでこの日のプログラム、チャイコフスキーの四季のCDを購入しました。。 座席は3階の左で、ピアニストが見えにくいところでしたが、さすがはオペラシティ。素晴らしい響きでした。 ![]() フライヤー ![]() プログラム ![]() 文句のつけようのない素晴らしい演奏でした。本当に素晴らしい。 キレのあるタッチ、響き、抜群のリズム感、圧倒的な完璧なテクニック、正確無比なメカニック、そして創造性溢れる表現。 これで凄みをみせてからの穏やかなフレーズまたは次の曲への変化がまた素晴らしい世界に聴衆を連れて行ってくれます。 その逆も同様です。 あまりの完成度の高さに毎回、圧倒的されてしまいます。 前に比べ、イスを深く座ってあまり前傾姿勢でなく、上体をイスに対して90度または場面によっては少し仰け反る感じで、少しフォームが変わってきたように思いました。 それにしても凄い。指のバネや瞬発力、敏捷性、ものすごい鍵盤の支配力。 天馬空をゆく とはこのようなのことを言うのではないか と思うような演奏でした。 6年前のチャイコフスキーコンクールでは本選に進めませんでしたが、この日のプログラムはすべてロシアの作曲家。チャイコフスキー 、スクリャービン、プロコフィエフを文句のつけようのない、圧倒的で素晴らしい演奏。 ショパンコンクール優勝後は、巨匠の道を行く、世界的ピアニスト。そしてスター。 ![]() ピアノはファツィオリ ![]() アンコール ![]() いずれも素晴らしかったのですが、最後はショパンのアンダンテ・スピアナートを演奏せず、なんと 華麗な大ポロネーズを演奏してくださいました。 テクニック、メカニックが大変難しいのですが、ピアニスティックで華やかなショパンが好きな日本の聴衆に鮮やかに素晴らしく圧倒的な鍵盤支配力で演奏されました。 もちろんオペラシティの聴衆の皆さんは大喜びでした。 ブルース・リウさんの熱狂的ファンの方はもちろん、聴衆多くの方々がスタンディングオベーションされました。 |
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