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2025/5/21
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明日、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが始まります 現地時間５月２１日朝１０時(日本時間５月２２日、深夜０時)日本のコンペティターは山崎亮太さん、重森光太郎さん |
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ちょうど２４時間後の明日、大変過酷な世界的国際ピアノコンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが始まります 現地時間５月２１日朝１０時(日本時間５月２２日、深夜０時) 第１７回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが始まります。 ４年に一度開催されるアメリカ最大の国際ピアノコンクールで他の世界的な主要国際コンクールに比べ、課題が多く、大変過酷な国際コンクールで有名です。優勝者は賞金や世界中の演奏会など手厚いバックアップをされることで知られています。 予選には45の国と地域の340名の応募者の中から、映像審査、スクリーニング・オーディションを通過した29人が出場を許されました。23日まで、連日10時、14時30分、19時30分（現地時間）の3つのセッションで行わます。 今大会の出場を許されたコンペティターを国別にみると中国が最多の6人。開催国アメリカの3人。日本、韓国、イタリア、ロシアから2名。日本は重森光太郎さん、山﨑亮汰さん。ともに実力者。山﨑亮太さんは10月ワルシャワで行われるショパンコンクール出場も許されています。 5月21日水曜日(日本時間５月２２日木曜日)に1次予選がスタートし、6月7日（日本時間６月８日）に結果発表 クオーターファイナルに進む18名は現地時間23日、夜(日本時間２４日、朝)に発表される予定。 出場者 Piotr Alexewiczさん（ポーランド）25 Jonas Aumillerさん（ドイツ）26 Alice Burlaさん（カナダ）28 Yangrui Cai さん蔡阳睿（中国）24 Elia Cecinoさん（イタリア）23 Yanjun Chenさん 陈艳君（中国）23 Jiarui Chengさん 程嘉睿（中国）26 Federico Gad Cremaさん（イタリア）26 Shangru Du 杜尚儒さん（中国） 27 Roman Fediurko Роман Федюркоさん（ウクライナ）20 Magdalene Hoさん（マレーシア）21 Carter Johnsonさん（カナダ/アメリカ）28 Xiaofu Ju 鞠小夫さん（中国）25 Mikhail Kambarov Михаил Камбаровさん（ロシア）24 David Khrikuliさん（ジョージア）24 Pedro López Salasさん（スペイン）27 Philipp Lynov Филипп Лыновさん（ロシア）26 Jonathan Mamoraさん（アメリカ）30 Callum McLachlanさん（イギリス）26 Evren Ozelさん（アメリカ）26 Chaeyoung Park 박채영さん（韓国）27 Korkmaz Can Sağlamさん（トルコ）25 Aristo Sham 沈靖韜さん（香港/中国）29 Kotaro Shigemori 重森光太郎さん（日本）25 Vitaly Starikov Виталий Стариковさん（イスラエル/ロシア）30 Angel Stanislav Wangさん（アメリカ）22 Xuanxiang Wu 武暄翔さん（中国）18 Ryota Yamazaki 山﨑亮汰さん（日本）26 Sung Ho Yoo 유성호さん（韓国）28 予選のコンクール会場はテキサス州フォートワースのテキサス・クリスチャン大学「ヴァン・クライバーン・コンサートホール」で行なわれます。 ２９名のコンペティターが出場予定です。 課題は40分のソロリサイタル（審査員で１９９５年ショパンコンクール３位のガブリエラ・モンテロさん作曲の新曲含んだ４０分）です。 予選のスケジュール 現地時間 5/21（水）10時、14時30分、19時30分 5/22（木）10時、14時30分、19時30分 5/23（金）10時、14時30分、19時30分 アメリカテキサスと日本は時差が１４時間あるため 日本時間 5/22（木）0時、4時30分、9時30分 5/23（金）0時、4時30分、9時30分 5/24（土）0時、4時30分、9時30分 となります。 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは４つのラウンドがあります。 予選（40分のリサイタル）２９名 ５月２１日から２３日 テキサス・クリスチャン大学 ヴァン・クライバーン・コンサートホール 審査員で１９９５年ショパンコンクール３位のガブリエラ・モンテロさん作曲の新曲含んだ４０分） クオーターファイナル （40分のリサイタル）１８名 ５月２４から２５日 テキサス・クリスチャン大学 ヴァン・クライバーン・コンサートホール セミファイナル（60分のリサイタルとモーツァルトの協奏曲）１２名 5月28日から6月1日 バス・パフォーマンス・ホール 60分のリサイタル モーツァルトのピアノ協奏曲（指定されたリストから選択）をメキシコ人指揮者カルロス・ミゲル・プリエトとフォートワース交響楽団と共演 ファイナル（協奏曲2曲／課題曲＋自由曲) ６名 ６月３日から７日 バス・パフォーマンス・ホール ６名のファイナリストが2つのピアノ協奏曲をアメリカ人指揮者マリン・オルソップとフォートワース交響楽団と共演（1つは指定されたリストから選択） 審査員のガブリエラ・モンテーロさんの新曲が予選の課題曲とされていますが、このコンクールの最大の特徴はリサイタルプログラムの選曲がすべて自由なこと。 タフな4つのラウンドが6月7日までの18日間、素晴らしいコンペティターたちの熱演が繰り広げられます。5月26日、27日、6月2日、5日以外は毎日審査が行われます。 審査員長 ポール・ルイスさん（アイルランド/イギリス） 審査員 リコ・グルダさん（オーストリア） 児玉麻里さん（日本/アメリカ） ガブリエラ・モンテーロさん（ベネズエラ/アメリカ） リーズ・ドゥ・ラ・サールさん（フランス） エフゲニー・スドビンさん（イギリス） 表彰式 日程：6月7日 会場：バス・パフォーマンス・ホール 内容：金・銀・銅メダリストの発表と授賞式 賞金・特典 コンクールの賞金総額は265,000ドル 金メダリスト：100,000ドル 銀メダリスト： 50,000ドル 銅メダリスト： 25,000ドル また、メダリストには3年間にわたるキャリアマネジメントが提供され、コンサートの予約、芸術的サポート、広報活動などが行われます。クライバーン財団によると、提供される全体のパッケージ価値は約200万ドルと推定されているそうです。 またヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール受賞者上位３名のアルバムが２０２５年内にApple傘下のレーベル「Platoon」からリリースされます。 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのファン、亡くなられた偉大なピアニストのヴァン・クライバーンのファン、専門的にピアノを勉強している方々はもちろん、ピアノをやっている勉強している子供から大人まですべての方々、必聴必見です。 |
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