2025/12/16

第19回ショパン国際ピアノコンクール2025 優勝者リサイタル エリック・ルー ピアノリサイタル を聴かせていただきました 16日、東京芸術劇場コンサートホール

 第19回ショパン国際ピアノコンクール2025 優勝者リサイタル
エリック・ルー ピアノリサイタル
を聴かせていただきました
 16日、東京芸術劇場コンサートホール
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
久々の東京芸術劇場
10年くらい前に故アルド・チッコリーニ氏のピアノリサイタル以来です
 
 
 
1991年の大学1年の初めて東京芸術劇場大ホールに向かうときには、まっすぐで異常に長く角度もあり1階から4階!?までの高いエスカレーターが怖かったのですが、いつからか忘れましたが、改装したときに少し改善されました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夕方5時50分くらいに到着
 
夕方6時開場
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
開場されると皆さん早足でCD売り場へ
 
今回はサイン会はなく、エリック・ルーさんのCDを購入した方、先着100名が、エリック・ルーさんのサイン入りポストカードを終演後、ご本人からいただける
 
というものでした
 
 
 
CDを購入される方々の列が3階の階段まで続いていました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
座席は3階席の1番後ろのブロックです
 
 
 
 
 
 
前半はエリック・ルーさんが相当疲れているようで、演奏に冴えがなく大丈夫なのかな!?と感じました
 
ただ調子が悪いだろう中、ほぼノーミスだったのとペダリングの技術はやはり凄いと思いました
 
 
 
 
 
 
 
後半のプログラムでは、ピアノに慣れてきたのか、会場の大きさや響き方を把握し始めたのか、響きやリズムに冴えが出てきました
 
 
遺作のポロネーズの高音の決めの響きがクリスタルのような響きで素晴らしかったです
 
ソナタ2番の3楽章のbmoll(変ロ短調)の響きの微妙な変化が素晴らしく
 
中間部のDesdur(変ニ長調)は絶品
 
そして再現部へ 対比に説得力がありました
 
 
 
4楽章は弾き飛ばさず、響きが独特で構成力も素晴らしく堪能しました
 
特に最後のフレーズの表現が独特でした
 
 
 
 
 
アンコールは疲れているだろうし、あまりやらないだろう
と思っていたらなんと5曲!!
 
 
 
 
 
 
聴衆の皆さんの大拍手が止むことはなく、エリックさんは拍手に応えてくださいました
 
 
1曲目、シューベルトの即興曲3番を美しく弾かれ
 
2曲目のワルツ5番で左右の最後のAs(ラ♭)華やかに決め、これで終わるかなぁ
と思ったら大拍手が止みません
 
 
3曲目のワルツ7番も素晴らしい演奏
この辺から調子が良くなったように感じました
 
 
 
 
4曲目のバッハのゴールドベルグのアリアが大変素晴らしく、今日のハイライトでした
 
大きな東京芸術劇場コンサートホールの隅々までピアノから素晴らしい響きを届け、響きをまさに充満させていました
 
 
これで終わる
 
と思っていたら止まらない大拍手に応えて、なんとショパンソナタ3番4楽章を弾かれました
 
相当疲れているのに素晴らしい演奏で、最後の音を決めると聴衆の皆さんは大拍手大喝采!!
 
 拍手喝采は鳴りやまず、エリック・ルーさんがピアノのフタを閉め、聴衆の皆さんの笑いを誘い演奏会が終わりました
 
 
疲れてる中でもユーモアを忘れないエリック・ルーさんでした
 
 
 
 
 
 
 
 
 
会場の照明がついてもスタンディングオベーション!!拍手喝采!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この日のピアノはスタインウェイ
 
 
 
 
 
 
 アンコールの曲目
 
 
 
 
 
 
 
次回は体調の良いエリック・ルーさんの演奏を聴いてみたいと思いました
 
 
 終演後、熱心なエリック・ルーさんのファンの方々があちこちで盛り上がっていました
 
 
 
 
 今回も帰りの電車の中で書いているので文章がめちゃくちゃかと思いますが、これで投稿したいと思います